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銀行口座の相続手続きの流れ

  • 文責:弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2026年2月13日

1 相続手続きを行う銀行に連絡する

銀行口座の相続手続きは多くの方が行うことになる手続きですが、集める書類が多く、難しい相続手続きの一つです。

銀行口座の相続手続きを行う場合には、原則として被相続人が有していた預貯金口座がある銀行の支店にて手続きを行います。

そのため、被相続人が亡くなった旨の連絡はその支店に連絡を行うとスムーズに行くことが多いです。

もっとも、メガバンクや一部の大きい地銀では、相続手続き専用の部署を用意している事が多いため、インターネットなどで確認してから連絡してみるとよいと思います。

2 残高証明書の発行

後述するとおり、銀行口座の相続手続きでは「遺産分割協議書」という、「誰がいくら相続するのか」を定めて各相続人の実印を押印した書類を作成する必要があります。

この遺産分割協議書を作る前提として、銀行口座にいくら入っているのかを残高証明書で確認しておきましょう。

定期預金は、記帳忘れがあることもありますので、なるべく残高証明書で確認しておくことをおすすめします。

3 必要書類の収集と提出

相続手続きの際、銀行に提出する主な書類は以下のとおりです。

相続手続き依頼書は、各銀行によりフォーマットが異なりますので、銀行担当者からの指示を仰ぐようにしてください。

①相続手続き依頼書

②被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本

現在戸籍及び除籍謄本、改製原戸籍のすべての謄本が必要になります。

③相続人全員の戸籍謄本

④遺産分割協議書または遺言書

⑤相続人全員の印鑑証明書

各銀行によって追加で支持される書類もありますので、必ず担当者に確認した上で進めるようにしましょう。

4 100万円以下の預貯金について

残高が100万円以下の場合に、銀行によっては、上記書類までを要求せず、相続人であることのみをもって相続手続きを行ってくれるケースもあります。

そのため、書類を集めるまでもないと考えている場合には、一度銀行に連絡してみるのが良いでしょう。

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